闇金からお金を借りている方の中で、最も割合が多いのは会社員です。
その理由は、会社員という立場の人にお金を貸す事が闇金にとって非常に都合が良いからです。
闇金からお金を借りる会社員の方の多くは、すでに他の金融機関からお金を借りており、返済が難しくなっている事がほとんどです。
闇金にとってはこのように返済がすでに滞っている人にお金を貸すメリットがあります。
万が一返せなくなっても職場や家族に取り立てできるからです。
闇金は悪質な取り立てをしてくることで知られていますが、職場に嫌がらせの連絡が入り、そのために辞めざるを得なくなったという事例も少なくはありません。
職場に闇金からのいやがらせが入った場合、まずは冷静に対処する必要があります。
パニックに陥ってはいけません。
まず、闇金からの電話やメールの記録を取り、その内容を保存しておきましょう。
また、いつ、どのように職場に連絡があったのかも記録しておくことが重要です。
次に、上司や人事担当者に相談し、状況を報告しましょう。職場にいたるまで闇金が仕掛けてくる場合は、職場側も協力して対応してくれるはずです。
さらに、警察や弁護士、司法書士などの専門家に相談して、対策を講じることも考えてみましょう。
闇金からの嫌がらせは違法行為ですので、適切な対処をすることが大切です。
自分自身も冷静になり、闇金からのいやがらせに対して、感情的にならずに向き合うことが必要です。
辞めざるを得ないという状況に陥っても、諦めずに対処していくことが大切です。
闇金業者は、滞納をした場合にはまず本人に連絡をして、解決を促します。
しかし、場合によっては本人とのやりとりが難航し、さらに滞納が続いた場合には容赦なく職場に連絡を入れます。
また、金利について揉めたり、契約内容に不服を申し立てたりした場合でも、闇金業者は不当な嫌がらせとして職場に連絡を入れることがあります。
大野さんが新卒で入社したのは、小さな食品メーカーである。営業部は全部で10人ほどで、大野さんは事務職として配属された。
当時、大野さんが担当していた仕事の一つには、電話応対が含まれていた。ところが、ある日から鈴木さんという営業職の男性社員宛てに、不審な電話がかかってくるようになった。相手は「あぁ、もしもし、鈴木さんいますか?」と名前を名乗らずに電話をかけ、大野さんは対応に困った。
そこで、大野さんは事務職の先輩に相談すると、「鈴木さんに変な電話がかかってくるんだよね……」と言われた。後に、それが闇金業者からの催促の電話だったことがわかった。
しかし、鈴木さんは当時20代後半で、先輩社員でもあった。彼は地方への出張が多く、事務所にはほとんど不在であった。また、事務所に鈴木さん宛ての連絡があったことを伝えるために、携帯電話にかけても出なかったり、留守電にメッセージを入れても折り返しの連絡がなかったりで、音信不通になることが多かった。
通常の業務連絡をしたくて電話したときも折り返しの連絡がなく、しかも翌日何事もなかったように出勤するような人だったため、「この人なんなんだろう……」と大野さんは正直思っていた。
数日おきに鈴木さん宛ての不審な電話がかかってきていた小さな食品メーカーの営業部。それが闇金業者からの催促だと分かったある日、電話の回数が増え、時には怒鳴られたり、セクハラ発言をされたりするようになった。
電話番号を見るだけで、県内の番号が表示されると闇金からの電話だと思うようになった。
ある時、部署内で催促の電話が一斉にかかってきた。部署内には5本の外線があり、全て鈴木さん宛ての催促の電話だったため、電話に出ることができなかった。
電話のベルが延々と鳴り響き、止まらなかったときは、地獄としか表現できなかったという。
大野さんたちは、業務中に催促の電話に対応することが求められ、不快な思いを強いられた。
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会社には迷惑をかけたくないものですね。
闇金への返済ができている状況では、闇金の本当の姿というものは表面には出てきません。
しかし一旦返済が滞ると、闇金は違法な営業を行っている業者の姿を見せてきます。
最初は債務者への鳴り止まない電話での取り立てが始まります。
闇金はその際に、家族や会社に知られてしまう事を盾に返済を迫って来ます。
この取り立てを行っても返済が行なわれないと闇金が判断した場合、実際に家族や会社への行動を起こします。
まずは債務者の家族が単独でいる時を見計らって自宅を訪問して、家族に対し返済を迫るようになります。
その方法は家の周りで借金について大きな声で叫んだり、借金について周囲に口外するなど債務者が通常の生活を送れないような圧力をかけてくるわけです。
その後は債務者が会社員であるため、会社へ借金について知らせるということを人質に返済を迫り、最終的には必ず会社へ闇金から連絡がいってしまいます。
しかも1日数百回という尋常じゃない取り立て・催促の電話が職場にかかります。
まさに鬼電。
「あいつはやばいところからお金を借りている」
と社内でもウワサになり、もう明日から来なくていいよといきなりクビになるケースがあります。
会社に闇金から借り入れがある場合、それだけで解雇される可能性は低いです。
なぜなら、解雇された場合は違法解雇にあたるからです。
ただし、闇金からの取り立てが激しく、会社の業務に支障をきたす状態になると、会社は何らかの対処を迫られ、解雇の決断をする可能性もあります。
そのため、闇金問題には対処する必要があります。
まず、闇金が正当な理由なく会社に取り立ての電話をするのは違法行為であることを知っておくべきです。
貸金業法21条3項に違反する行為です。
しかし、闇金は違法な貸金業者であるため、法律を持ち出して説得しても会社への取り立てが止むことはないでしょう。
そのため、会社に正直に事情を話し、上司や同僚を味方につけることが重要です。
また、弁護士や司法書士に相談し、闇金からの借入については解決に向けて専門家と対処中であることを再度伝えることも大切です。
そうすることで、会社や周囲の人たちに理解してもらえる可能性が高くなります。
サラリーマンの方がが闇金からの取り立てに苦しんでいる場合、1人で悩まずに早く闇金の専門家に相談する必要があります。
闇金の取り立ては自分で解決できる問題ではありません。
可能であれば闇金の取り立てが始まる前に、専門家に相談するのがベストな対応です。
仮に取り立てが始まっているのであれば、すぐに闇金専門の弁護士に相談してください。
このように闇金の取り立てが行われると、会社員にとって一番ネックになる会社への通知をされてしまう危険性が非常に高くなります。
そして家族を危険にさらす可能性もありますので、早めの相談がカギになります。
闇金相談ならこの法律家が完璧に解決してくれます。
代表司法書士 奥野正智
大阪司法書士会第2667号
簡裁認定番号第312416号
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法律ができればその抜け道をさぐり知識にうとい素人を巧妙に餌食とする悪知恵がはびこるのが常です。
多くの人は法律が守ってくれることを知らず、不当な取り立てに悩まされてしまいます。
貴真面目な人ほど悪質業者の手口の犠牲になりやすいです。
当たり前の権利を知っていただき是非解決してください。
闇金で悩んでおられる方は下記のページを参考にして下さい。
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関西大学ファイナンスコースを専攻し卒業。金融を学び、FP2級の資格を持ち、WEBサイトを運営している40代。
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